1月例会

「近世日本におけるロザリオ信仰の受容とシンクレティズム」

メキシコ、モレロス大学の有村理恵先生のお話はとても興味深い内容でした。
ロザリオはロサ、薔薇の花が語源です。聖母マリアの聖画が薔薇の花で縁取られたところからロザリオ信仰が派生したことや

ロザリオと数珠との関係、1580年代 にキリシタン布教によりレパントの海戦が描かれた南蛮屏風として西洋画が日本にあったということ等驚くことばかりでした。

先生の研究はまだ途中経過だそうで、長崎の潜伏キリシタンの資料からも新たな発見がありそうで多いに期待したいところです。

  

 

今回はコーヒーと会長お手製のカステラとトルティージャが振る舞われました。