2023年1月例会
1月28日の例会はフランシスコさんによる‟Mirando un cuadro:GUERNICA”(絵ゲルニカを観て)というテーマでのお話しでした。
ゲルニカの絵は史上初の空爆による悲劇の絵としてピカソの代表作になっていますが、実はいくつかの説があるということです。
ちなみに史上初の空爆ではないという事実も話していただきました。
スペインを代表する画家となっていたピカソは1937年1月にスペイン共和国からパリ万博に展示する為の絵として注文を受けました。
当初テーマは違っていたようですが、同年4月26日にゲルニカ市がドイツとイタリアの空軍による爆撃を受け、それからピカソは5月1日から6月4日の間の35日間にゲルニカを描き上げました。白黒のキュビズムで戦争の残酷さを表現しているという通説ですが、戦争そのものがキュビズムで全てをバラバラにしているという風刺画説や、ピカソの自伝であるとい説も大変興味深かい内容でした。